今使っている包材のまま食品充填・包装を委託できる?OEM・外注先に確認したいポイント

今使っている包材のまま食品充填・包装を委託できる?OEM・外注先に確認したいポイント

食品の充填や包装を外部委託するときに、よくある相談の一つが、現在使っている包材をそのまま使用できるかというものです。特に、すでに他社へ食品充填・包装を委託している企業が外注先やOEM先の変更を検討する場合、商品のパッケージや包材を変更せず、そのまま生産を移したいと考えるケースは少なくありません。

現在のパッケージデザインを変えたくない、包材の在庫が残っている、取引先への商品仕様変更をできるだけ避けたいなど、現在の包材を継続して使用したい理由はさまざまです。

では、今使っている包材をそのまま別の食品充填・包装会社で使用することはできるのでしょうか。基本的には、現在使用している包材のサイズが、委託先の包装機の対応範囲に入っているかどうかが最初の判断になります。すでに他社で問題なく生産されている商品であれば、新しい委託先の設備がその包材サイズや包装形態に対応している場合、同じ包材を使用できる可能性は十分にあります。

今回は、現在使用している包材をそのまま活用して食品充填・包装を外注したい企業担当者に向けて、相談時に確認しておきたいポイントを解説します。

まず確認するのは包材のサイズと包装機の対応範囲

現在の包材をそのまま活用できるかどうかを確認するとき、最初に見るのは包材のサイズと包装機のスペックです。食品包装には、スタンドパウチ、平袋、チャック付き袋、ピロー包装などさまざまな包装形態があり、委託先が保有している包装設備には、それぞれ対応できる袋の幅や長さなどの範囲があります。

すでに他社の工場で問題なく充填・包装されている商品であれば、基本的な充填や包装の原理が大きく変わるわけではありません。そのため、ハシモトが保有する設備で現在の包材サイズや包装形態に対応できるのであれば、現在の仕様を大きく変更せずに対応できる可能性があります。

委託先を変更するからといって、最初から包材を作り直す必要があると考える必要はありません。まず現在使っている袋や完成品を見せて、同じサイズで対応できるかを確認するところから始めることができます。

現在の商品や包材があれば相談しやすい

新しい食品充填・包装会社へ相談するとき、必ずしも最初から詳細な仕様書をすべて準備する必要はありません。すでに販売している商品であれば、現在の商品サンプルや使用している包材があるだけでも、かなり具体的な確認ができます。

現在どのような袋を使っているのか、袋のサイズはどの程度か、どのような食品を何グラム、あるいは何個入れているのか、どのような形で仕上げているのか。こうした基本的な情報が分かれば、ハシモトの設備で対応できるかを確認しやすくなります。

包材の仕様書や現在の製品仕様書がある場合は、もちろん共有いただくとよりスムーズですが、資料がすべて揃っていない段階でも相談することは可能です。現在の商品を見ながら、どの設備で対応できるのかを確認していく方が分かりやすい場合もあります。

印字については現在の方式を確認する

現在の包材をそのまま活用する場合、賞味期限やロット番号などの印字についても確認しておきたいポイントです。食品包装で使用される印字方式には、インクジェット、サーマル、レーザー、ホットプリンタなど、いくつかの一般的な方式があります。

どの方式を使用できるかは、対象となる包装設備にどの印字機が付いているかによって変わります。そのため、現在の商品でどのような方式で印字しているのかが分かれば、新しい委託先でも同じ方法で対応できるかを確認できます。現在と同じ方式の印字設備が使用できる場合は、基本的には現在と近い印字方法で対応できる可能性があります。

相談時には、賞味期限やロット番号をどこに印字しているのか、どのような印字方式を使っているのか、現在と同じ位置や見え方を希望するのかといった内容を確認するとスムーズです。印字方式が分からない場合でも、現在の商品サンプルを見せて相談することができます。

包材の在庫が残っている場合も早めに確認する

現在の委託先から別の会社へ変更する場合、すでに発注済みの包材が残っていることもあります。その場合、新しい委託先で現在の包材を使用できるかどうかは、切り替えを考えるうえで重要です。

現在の包材が設備上使用できれば、既存在庫を活用できる可能性があります。一方で、委託先を変更してから設備上使用できないことが分かると、新しい包材を準備する必要が出てくるため、余計な時間やコストにつながることもあります。

そのため、委託先の変更を正式に決める前の段階で、現在使っている包材のサイズが対応範囲か、現在の包装形態で対応できるかを確認しておくことをおすすめします。

現在と同じ仕様で生産したい場合、何を伝えればよい?

現在の商品仕様をできるだけ変えずに委託先を変更したい場合は、まず現在の商品について分かる範囲の情報を伝えてください。製品仕様、原料や内容物、1袋あたりの重量・数量、包材の種類とサイズ、包装形態、印字内容と位置、生産ロット、納品形態などが分かると、より具体的に検討できます。

すべての情報が揃っていなくても問題ありません。現在の商品サンプルや包材を確認しながら、同じ仕様に近い形で対応できるかを検討することもできます。

また、単に同じ商品を作れるかだけではなく、現在困っていることも伝えておくと、より具体的な相談ができます。現在の委託先では納期調整が難しい、複数の会社に工程を分けて依頼している、包装だけでなく充填もまとめて依頼したいといった内容です。現在の生産方法をそのまま移すだけでなく、委託先変更をきっかけに工程を見直せる場合もあります。

必要に応じて実物を確認しながら判断する

現在の包材を活用できるかについては、まず包装機の対応サイズや包装形態を確認します。そこで対応可能と考えられる場合は、必要に応じて実際の商品や包材を確認しながら、具体的な生産方法を検討していきます。

ハシモトでは、対応できる可能性がある案件について、最初から難しいと決めつけるのではなく、現在の商品仕様や包材を確認しながら対応方法を考えることを大切にしています。

他社ですでに問題なく生産されている商品であれば、ハシモトの設備の対応範囲に入っているかどうかを確認することで、比較的スムーズに判断できるケースもあります。難しく考えすぎず、まず現在使用している商品や包材を見せて相談することが第一歩です。

今の包材が使えるかという段階から相談できます

食品充填・包装の外注先を変更するとき、最初から新しい仕様を決めておく必要はありません。

現在使っている包材がハシモトの設備で使用できるか、現在と同じサイズで包装できるか、同じ重量や数量で充填できるか、同じ印字方法で対応できるか、充填から包装までまとめて依頼できるかといった段階から相談できます。

すでに他社へ食品充填・包装を委託している場合は、現在の商品や包材を確認することで、ハシモトの設備で対応できるかを具体的に検討できます。もちろん、新商品の立ち上げなど0からの食品OEM、充填、包装についても相談できますが、すでに販売している商品の生産移管や、現在の外注先・OEM先の見直しについてもご相談ください。

まとめ

今使っている包材を活用して食品充填・包装を外部委託できるかを確認するとき、まず重要なのは、現在の包材サイズや包装形態が新しい委託先の包装設備に対応しているかどうかです。すでに他社で問題なく生産されている商品であれば、新しい委託先の設備の対応範囲内であれば、現在の包材を活用しながら対応できる可能性があります。

印字についても、インクジェット、サーマル、レーザー、ホットプリンタなど、現在使用している方式と、新しい委託先の設備に付いている印字機を確認することが基本です。

一方で、包材そのものを設備上使用できることと、現在の表示をそのまま使用できることは別の問題です。製造所・加工所が変わる場合には、食品表示の内容を確認し、必要に応じて見直す必要があります。消費者庁の食品表示基準でも、製造所・加工所の所在地や製造者・加工者に関する表示が定められています。

そのため、委託先を変更するからといって最初から包材をすべて作り直す必要があると考えるのではなく、まず現在の包材が設備上使用できるかを確認し、そのうえで食品表示を含めた必要な確認を進めることが大切です。

今使っている包材をできるだけ活用したい、現在の商品仕様を大きく変えずに食品充填・包装を外注したい、現在の委託先からの変更を検討しているという場合は、まず現在の商品や包材についてハシモトへご相談ください。

株式会社ハシモト

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